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そろそろゴールを見据えねばなりません。

そもそも、この程度の規模の住宅としては時間が掛かり過ぎで、
本来ならとっくに引渡しが終了していなければいけません。
工事日程が大幅に延びてしまったのには様々な理由があります。

消費税率UPに伴う建設需要の増大で、
建築材料が品薄になったり、各業者を確保できなかったり、
はたまた、現場における予想外の事情で遅らせざるを得なかったり・・・
しかし、最大の原因は工務店の見通しの甘さでしょう。

こちらにも負い目があるのは、
設計事務所の対応に慣れていない工務店に発注をしたこと。

慣れている工務店は監理業務を考えた際、
しっかり対応してくれるので、楽だし、安心して頼めるのですが、
現場では基本、現場監督を通してでしか関われないため、
これまで消化不良を感じてきました。

そのような経緯から、今回は現場に深く関わりたかったため、
大工出身の工務店にお願いした、というわけです。
(こちらの工事予算からして、この工務店しか引き受けて貰えそうになかった、
という現実的な側面もありました。)

この選択が良かったか、悪かったかは竣工を迎え、
無事引き渡した後にゆっくり振り返りたいと思いますが、
とにかく大変でした・・・いや、まだ継続中だぞ!

どう考えても、設計者の監理業務を大幅に超えている。

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見積の際からの材料の数量拾いに始まり
(発注の際にも私が作成した数量拾い表が使われていてビックリ!)、
工程表の作成、施工図の作成、現場の手伝い、
材料が手に入らないと工務店に嘆かれた際には、直接メーカーに交渉して確保したり・・・
すべて工務店がやらねばならないことなのに・・・

それでも大幅に遅れているこの現実。

やはり、木工事をどんどん進める時期に当てにしていた大工さんが欠け、
代わりの人材をを確保することができなかったことが大きかった。
もちろん、これも言い訳にしか過ぎず、
その対応を放って置いた工務店に問題があったわけですが・・・
(何度も、大工さんの手当てをした方がいいのでは、と提案したのに無駄だったしな・・・)

それでも、
いい住宅を建設しよう!
との思いから、私は出来る事はなんでもやって来た、という自負があります。

そして、もう少しで、その結果が出ます。

もうちょっと頑張ります。





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