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壁の仕上材は無垢材ばかりではありません。
コスト面、仕上りの表情などを考えた際に、
設計者として、少し変化が欲しくなりました。

02桐合板0627

上の写真はキッチンの脚の部分です。
天板をステンレスで製作してもらって、上に乗せるやり方です。

ダイニングスペース側に浅い収納スペースを取って、
その背面に「桐合板」を貼っています。

桐の箪笥ってありますよね。
水分の吸放湿が高く、防虫効果もあるということなので、
収納の壁や造作の家具に使う予定です。

01桐合板0627

トイレの壁にも貼っていました。
上の写真ですね。
パーテーション的に使用する箇所には厚みのある桐集成材を使用しています。

そう言えば、
今日、大工さんと話をしていて、リフォームなのか新築なのか、計画されているようで、
その方の奥様がとにかく WOODY な空間にしたいのだそう。

こちらの物件は「木」ばっかりですよ。
文字通り「木」に溢れていますが、
でも・・・ WOODY っていうイメージとはチョット違うかも。

設計の時から、イメージ作りの際に、厚み重さ を意識しています。

隠れてしまえば、「厚み」などは分からなくなります。
仕上材料ですから手で持ち上げるのではないので、直接重さは感じません。

でも、ふとした瞬間にそれを 体に感じる 時があって、
無垢材であることと併せて空間の質を向上することに繋がると勝手に思っています。

私のイメージでは、WOODY と聞くと何となく 明るく、軽やかな感じがしてしまうもので、
竣工の際には是非とも奥様連れ立って、
イメージするものか否か、体感していただければ、と思っております。


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内部壁の板貼り、進めています。

01壁板貼0625

予想通りというか、
石膏ボードを張るように見る見るうちに出来上がる、
なんてことはなくて、一歩一歩、着実に・・・
という表現が適切かと。

壁の主要な部分は地栂貼。
浴室は桧貼です。

02壁板貼0625

「桧風呂」というものに特別価値を持っているのではないので、
あくまでも家全体のコンセプトに見合った表現の一環として採用しました。

でも、綺麗ですね。
とても貼りにくいので、時間が掛かりましたが、
手間を掛けた分だけの結果は出ているのではないでしょうか。

壁に限らず無垢材を多用しているので、
いろんなところで難しいところが出てきています。

構造材には割れが。
階段の段板からは踏みしめた際に鳴りが出るところが。
この壁の板貼にしても、細かい割れやジョイント部の隙が。

こういった作り方、仕上げ方は決して万人向きではありません。
人とは少し違ったものを志向される「数寄者」みたいな方のうち、
その一部にアピールできれば御の字です。

現在、住宅の施工者はクレームにビクビクし、
メーカーの既製品で構成しがちです。

設計者や施工者が今よりも自由に、おおらかにモノづくりに取り掛かれるかは、
施主さんの意向に掛かっていると言っても過言ではないのかもしれません。



今日は、工務店の社長も入れれば大工さんが4人来た事になります。

この現場の規模としては多いぐらい、と私は思いますが、
木工事も佳境に入ったと言うことですかね、
これ以降、工務店の社長は現場の指示出しに徹しようという姿勢のようです。

作業の途中、現場を抜けて、社長と建具屋さんを訪問したのですが、
行き帰りの車中、

作業の難易度の想定を甘く見すぎた・・・

と、ぼやく訳ではないのでしょうが、しみじみと語っておられたのが印象的でした。

実際、大工の人工数は
見積の際、比較的多めにみていたはずですが、
それでも厳しいようで、それが前述の言葉となったのでしょう。

でも、申し訳ないのですが、明確な変更事由がなければ
設計者としてはこの項目に追加を認めるわけにはいきません・・・

工務店も解かっていると思いますが、
「請負」とはこの点切ないもので、
文字通り
「請け」、「負け」なのですね。


今日は日曜日で雨も降っているし何もせずにおこう。

ここのところ少し疲労を感じています。

過剰なほどに現場に足を運び、
手伝えるなら施工にも参加する姿勢に少し無理があったのでしょうか。

01船舶照明0622

また、少しでもコストが抑えられるように、
と写真のような照明器具や設備機器の購入も
こちらで現在進めています。

面倒だとは思わないのですが、慣れない作業故に
知らない間に疲れが蓄積しているのかもしれません。

今日は完全休養して、週明けからの現場に備えましょう。


内部壁を貼り始めました。

以前にも触れた内地栂です。
等級はよくありませんが、年輪の細かく詰まった表情が私好みです。

少しずつ、少しずつですね。
貼り始めですが、今後も急激にペースが早まる事はなさそうです。

01壁0621

浴室も腰から上の壁、天井共、桧板貼です。
なんだかやり過ぎな感じもしますが、
今回は出来るところまでとことんやり切りたい覚悟で
設計、施工に臨んでいますので・・・

こちらは、居室の壁にも増して施工が大変なようで、
大工さんがフウフウ言いながら頑張ってくれているものの
その進度は芳しいとはいえない状況です。

防湿、防水を考えなければならないため、
下地にはルーフィングを貼って貰いましたが、
これが仕上の板貼りを難しくしています。
さらには、湿気が回った際に板材のはらみを防止するため、
幾分、実部分を空かして施工して貰っていることもその原因です。

貼り上がったら写真をUPします。
もう少しなのですが、
でもいつになるのかチョット判りません。




梅雨だと言うのに雨が少ないですね。
現場としては降るよりは降らない方がいいわけですが、
天気が良すぎても今度は暑くて困ります。

相変わらず現場へ行ったり来たりしていますが、
一般的な設計者の監理業務としては、
1週間に一度程度現場に足を運べばよい方なのではないでしょうか。

01バルコニー0620

実際、こまめに顔を出していますが、
これをしなければならない、ということがあるわけでもなく、
何となく気になるから覗いてしまうのです。

何となく気になるついでに、
本来は現場監督がやるべき施工図の作成まで手を掛けてしまって・・・

良かれと思ってやっていますが、
最近は余り良くないかも、と思ったりもします。

こちらは現場がスムーズにうまく運べばよい、
との考えで作業を進めますが、
その結果、自分が描かなくても、設計者が描いてくる
という一種の甘えが現場に出るようです。
(未だに、図面を描く必要もない、と思っているのかもしれませんが・・・)

悪いことに「描く」という汗をかかないので、
設計への理解が深まらず、
それが現場の段取りにも影響しているように感じられます。

まぁ、これぐらいの木造の住宅で
緻密な施工図を起こしてくれる現場監督も少ないですが、
せめて工程表ぐらいはまともに出して欲しいなぁ、
と終盤になってつくづく思う今日、この頃です。


ブログのUPに少し時間が開いてしまいました。

サボっているわけではないのですよ~
よく解からない雑務に時間を取られて、気付いたら今みたいな感じです。

02階段Ⅱ0619

階段をほぼ掛け終えました。

大工さんには手間をお掛けしました。

しばらくはこんな仕事はいいわ!

と言われてしまったのですが、

いやいや、まだまだこんな作業が続くんですけど・・・

01階段Ⅱ0619




階段の施工中です。

取掛かる前から相当手間が掛かると想定されていましたが、
予想以上でしょうか。

01階段0613

まずは設計がややこしい。
そして無垢材を使用していること。
特に下段にある廻り部分の段板が大きいため、
板材を繋ぎ合わせて製作した段板がどうしても反ってしまい、
その扱いが極めて難しいこと。

おそらく現場の大工さんには

何でこんな設計にしたん?

と、半ば呆れ、半ば怒りの感情を持たれているのでは・・・
と私、少々びくついております。

ご苦労をお掛けしています。

でも、こんな感じにしたいのです。

最後まで我慢してお付き合いくださいませ。





足場解体しました。

3月に設置して以来、結構長くかかりました。
これで外観の全貌が露わになり、
ちょっとしたお披露目気分が現場には漂っています。

01足場解体0612

私もそのような高揚感が得られる・・・
と期待していましたが・・・ふむ、なぜかとても冷静。

足場解体の様子を遠巻きに眺めながら、
貼分けのデザインは本当にこれで良かったのか、
とか、
見切材の存在は効果的か、色は適切か、
あるいは、
屋根の鋼板を外壁まで延長したデザインは良かったのか・・・
などなど、反省と言うか、検証を行っていたことに気付きました。

02足場解体0612

自らの設計した物件をとても自信に満ちてお披露目してくださる方が
友人の中にはいますが、どうやら私はそういう人にはなれないようです。

もちろん自分としてはこれがいいと思って設計したのですが、
その段階、その段階で、もっとこうした方が良かったのではないか、
と思うものです。
結果は別にして・・・ですが。

なもので、現場の人に、

ご苦労様です。
有難うございます。


と、元気に声掛けをすべきだったと後で気付いたりしますが、
・・・やっぱり遅かった、のですよ。




たまには、いつもの現場を離れて違うお話を・・・

土曜日に岡山県にある緑に囲まれたお宅を訪問してきました。
10数年前にもうなるのですね、こちらの住宅の設計に関わったのは。

01岩本邸0608

もちろん当時は所員と言う立場で、
また本格的に木造の住宅設計に携わるのも初めての経験でした。
当時はがむしゃらに取り組むのみで、
一歩離れたところから俯瞰するなどできようはずもありませんでした。

今回の訪問で、落ち着いてその細かい部分の設計の考え、
施工の出来栄えを検証出来たような気がします。

身内を褒めて恐縮ですが、
当時の所長はよく考えられた緻密な設計をしているな、
と、改めてそう思いました。

思い出しました、この住宅の施工が始まった頃、
大工さんが一日中図面とにらめっこして、
結局何もせずに帰ったことが幾日か続いたそうです。
それ程までに、全ての部屋がそれぞれ関連し合い、
一筋縄ではいかなかったということです。

それにしても有難い話です。
こんなに時間が経っても、呼んで貰えるなんて。
しかも、

今でもとても満足している、
自慢の住宅です!


って、おっしゃって戴けるなんて。

雨が強く降っていましたが、関係なくとても幸せな週末を過ごしました。



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